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「生活習慣の改善では、“やらなくてはいけないこと”を無理してやるのではなく、“できること・できそうなこと”を続けることが大事」
そう優しい口調で話す大阪市北区・南森町駅にある天神橋みやたけクリニックの宮竹英希院長。
地域的に忙しい毎日を送る現役世代の方からご相談が多いため、ライフスタイルに合った治療方針、生活習慣の改善、通院ペースを提案しているという宮竹院長に、生活習慣病の治療・予防を中心に話をお聞きしました。

2015年4月に南森町駅から
すぐのところに開院
地域のかかりつけ医として
生活習慣病を継続的に診療

医師になろうと思われたのはどうしてですか?

Interview 01

医師になろうと思われたのはどうしてですか?

父が小児科の医師で、あと祖父も耳鼻咽喉科の医師と、医師という仕事が身近だったことが大きいです。
ちなみに、最近墓参りに行って知ったのですが、曾祖父も産婦人科の医師だったようで、親子4代の医師家系となります。

文章を書いたり、小説を読んだりすることが好きで、物書きになりたいと思った時期もあったのですが、親族をがんで亡くしたことをきっかけに、真剣に医師の道を考えるようになりました。

こちらを開業場所として選んだ理由は?

Interview 02

こちらを開業場所として選んだ理由は?

出身は九州なのですが、大学時代(大阪大学医学部)は大阪で過ごしていて、大阪市北区天神橋あたりは馴染みのある地域でした。
「開業するなら、このあたりが良いな」と考えていたところ、幸運にも良い場所に巡り合えて、2015年4月に天神橋みやたけクリニックを開院した次第です。
南森町駅・大阪天満宮駅から徒歩すぐで、定期的な通院が必要になる生活習慣病の患者様にとって、アクセス便利なのは利点だと考えています。

こちらは肝炎専門医療機関とのことですが?

Interview 03

こちらは肝炎専門医療機関とのことですが?

私が肝臓専門医の資格を持っており、大阪府から肝炎専門医療機関の指定を受けています。
医院・クリニックレベルでこうした施設は少ないと思われ、特にこの近隣では数軒程度と認識しています。

そうした専門性を持ちつつも、地域のかかりつけ医としての責務も大切にしていて、本サイトで取り上げている生活習慣病などの慢性疾患を継続的に診させていただいています。

ライフスタイルに
合った治療を提案
健診で数値の異常を
指摘されたら放置せずに相談

どんな患者様がいらっしゃっていますか?

Interview 04

どんな患者様がいらっしゃっていますか?

地域柄、比較的若い現役世代の方が多いです。
また、単身赴任でこちらにいらっしゃっている方も多いです。
なので、治療は治療として大事なのですが、お仕事などぞれぞれの事情があるので、その方のライフスタイルに合わせた治療方針の提案を心がけています。

現役世代で生活習慣病は増加傾向にあると聞きますが?

Interview 05

現役世代で生活習慣病は増加傾向にあると聞きますが?

そうした傾向はあり、特に高血圧のご相談が多いと感じています。
あと、コレステロール値が高い方も多いですね。
ただ、高血圧や脂質異常症は自覚症状がないので、健康診断で数値の異常を指摘されたら、放っておかずに一度ご相談いただきたいです。

健診で引っかかってご来院される方が多いですか?

Interview 06

健診で引っかかってご来院される方が多いですか?

ご家族に狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の方がおられる場合などは、「自分は大丈夫だろうか?」と心配になって相談に来られることが多いです。
そうした家族歴がある方は特にリスクが高いと言えますので、放置せずにきちんと治療を受けていただきたいです。
その他、肥満や喫煙もリスクとなりますので、肥満傾向にある方や喫煙者の方などにも受診をおすすめします。

ちなみに当院では禁煙外来を行っていますので、生活習慣病の治療の一環として禁煙をサポートすることができます。

大事なのは“続けること”
継続可能ということを意識して
生活習慣の改善をサポート

生活習慣病を診る時に心がけていることは?

Interview 07

生活習慣病を診る時に心がけていることは?

まずはその方の生活習慣を把握するために、体重、血圧、服薬状況、毎日の食事の内容、運動状況などを詳細にお聞きします。

外食が多いのか?それとも自炊しているのか?運動はどんなことをしているのか?ウォーキングしているなら、だいたい何歩くらい歩いているのか?など、かなり細かく確認します。
またお酒を飲まれる方なら、週何回くらい飲まれているのか?お煙草を吸われる方なら1日に何本くらい吸うのかなどお聞きして、最適な治療方針の立案に役立てています。

治療は生活習慣の改善が中心となりますか?

Interview 08

治療は生活習慣の改善が中心となりますか?

そうですね。
ただ、いきなり無理をしても続かないので、できる範囲のことをコツコツと続けてもらうようにしています。
生活習慣の改善では、“やらなくてはいけないこと”を無理してやるのではなく、“できること・できそうなこと”を続けることが大事です。
続けられなければ意味がありません。
なので、当院としても“継続可能な生活習慣の改善”を意識して治療を行っています。

また通院ペースについても、最初の半年くらいは月1回のペースでお越しいただき、状態が安定してきたら2ヶ月に1回など間隔をあけていくようにしています。
先ほどもお話しした通り、現役世代の忙しい方が多いので、生活習慣の改善だけでなく、“通院”の面でも継続可能であるかどうかということを意識しています。

なお、生活習慣病の方には、年1回、頸動脈エコーを実施しています。
頸動脈エコーは動脈硬化の指標となる検査で、ほとんどの方が正常なのですが、患者様の安心のために年1回検査しておくようにしています。

治療を継続することで症状は改善されるものなのでしょうか?

Interview 09

治療を継続することで症状は改善されるものなのでしょうか?

高血圧を例にとると、以前は血圧が200mmHgに近かった方が、生活習慣の改善などの治療を継続することで120~130mmHgにまで安定したというケースがあります。
生活習慣病の治療は「治っている」と実感しづらいものですが、きちんと続ければ目に見えて良くなるはずです。

生活習慣病は
自覚症状が乏しい
だからこそ、健診で
引っかかったら受診して
状態の確認を

生活習慣病が心配な方へお伝えしたいことは?

Interview 10

生活習慣病が心配な方へお伝えしたいことは?

高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は自覚症状が乏しい病気です。
だからこそ、健康診断で異常を指摘された時はそのままにせずに、受診して状態を確認していただきたいです。
確認した結果、治療が必要なケースもあれば、経過観察で良いケースもあります。
ですが、それは診察を受けなければわかりません。
それを調べるためにも、まずは一度当院へお越しください。

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